memo 山の話 忍者ブログ
二次元萌え語りとか私的な事を時々呟く場所です。 エロ・グロ語りに注意。
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No.228
2017/08/05 (Sat) 12:56:21

山の話ばっかですみません…たいした景色の写真はありませんが、見てやるよって方はどうぞ。


写真はGWに神奈川の西丹沢から甲相国境尾根という山梨県との県境を歩いて山中湖まで歩いた時のやつです。
避難小屋に一泊して富士山がだんだん近づいていくのがテンション上がりました。逆ルートが楽だったけど富士山見たいしなーと思って。天気も良くてラッキーでした。

先日は一人で三日かけて静岡県の田子の浦から村山古道という平安時代から使われていたルートで富士山に行きました。
海岸行って海抜0mから古道の樹海を経て富士宮口の新6合目に抜けるルートです。村山古道は倒木だらけで人もいない地図に乗らないルートなので中々スリルがありました。

山頂まで行って御殿場ルートで下山しましたが、ほぼ寝てないのでクライマーズハイやランナーズハイ、幻覚幻聴等いろんな極限状態を体験しつつ、自分がヤバくなったらどういう行動に出るのかわかりました。とりあえず人に迷惑かけるような奇行はなくて良かったです。

以下、写真と文。
ちょっと量が多いのでたたみます。

拍手[34回]



田子の浦の富士塚と富士山
夕方に静岡入りして夜のうちに田子の浦から市街地を抜けて村山古道の入り口である村山浅間神社へ。

村山古道
まだまだ富士山は遠い…
立ち枯れた林
苔がきれいでした
中宮八幡堂跡

夜が明けてから古道の樹海へ。日が暮れてクライマーズハイになりながら、とある斜面へ出た時に我に返ってこれ以上はリスク高いなーと判断したのでそのまま座って荷物がおけるとこに移動してビバーク(野営)。ツェルト持ってたけど幕営できる場所じゃなかったのでレインウェア来てそのまま少し寝ました。
視界がきくようになってから斜面を下りて枯れた沢の底を歩いてルート確認して登山再開して森林限界を超えたら富士宮ルートへ合流。

正規のルートではないので倒木がデフォ
植生が変わっていくのが体感できるのが楽しい
天気悪くなってきたけど、ようやく富士宮ルートが見えてきた
一般的には五合目から登山開始なので、六合目くらいでへばっている私はなんだこいつ、という目で見られながら山小屋で腹ごしらえして、ゆっくり山頂へ向かう事にしました。
高山病が怖いので過剰なくらい休憩いれつつ景色を見ながらのんびり登山。三連休でしたが思ってたより人は少なかったです。

富士宮ルートからのんびり登山
宝永山を横に見る。宝永山も早いうちに行ってみたい。
陽が暮れてきて影富士が見えた
陽も暮れてとくにいい写真も撮れないまま山頂へ。雹や雪降ってきたりして寒かったです。
富士山山頂なのに人がいなくて、もうすぐに下山しようかと思ったけど、せっかく0mから登ってきたからやっぱり最高地点の剣ヶ峰も行くかーと雨の中一人さびしく向かう。

76年ぶりに建て替えられた富士山本宮浅間大社奥宮前の鳥居
三角点に田子の浦から汲んできた海水を奉納
雨で視界の悪い中、ヘッドライトだけで剣ヶ峰へ。馬の背は想像以上の斜度でザレてるし歩きにくかったので、周りに人がいなくて良かったかも(遅いし滑ったりしたら迷惑なので)。
剣ヶ峰の三角点に田子の浦で拾ってきた海岸の小石を置き、汲んできた海水をかけて奉納。
あとは御殿場に無事に下山すれば今回の旅は終わりですが、このあたりから幻聴が始まって(下りる道が滑りやすかったので、あの石は大丈夫だとか危険だとか聞こえた)、気が狂ったんじゃないかなと何度か思いました。まぁ自分で自覚があるからまだ大丈夫だったみたいですが、意識飛んだりしてたのか、そんなに時間がかからないはずの道をかなりの時間かけて歩いてました。

下山中、山中湖方面を見る
とりあえず雨も止んで夜が明けたので他の登山者たちに混じりながらとにかく下へ。
霧もなく大砂走りは壮大な景色が堪能できました。大砂走りでは幻覚も見えたけど、走ってる時に砂や石に混じってただけなのでたいした害はありませんでしたが、疲労等でその幻覚を受け入れていて、あれが幻覚だったという事はだいぶ後に気付きました。

もう少しでゴールの茶屋に着くという手前でハイになりすぎてボーっと立ち尽くしてたりしましたが、何とか我に返り下山。最後のバスで御殿場駅へ行くことができました。
立ち尽くしている時、こんな景色見たことない、ずっとここにいたいと思いながら、なぜか心は帰宅していて、「今新宿にいる」とかメールしててヤバかったです…。

山頂の郵便局の消印。実家に暑中見舞い出した
人間、クスリなんかやらなくてもヤバイ状態になれるんだなと実感した旅でした。
でも御殿場の大砂走りやルート入口付近の景色は日本だと思えないくらい絶景でした。火山灰の砂漠みたいなかんじで色鮮やかな風景ではないですが、山頂に行かなくてもまた見たいです。
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